2022/07/25

久しぶりに参加したT君、小学6年生、参加者が少なかったので通常大人のクラスで稽古している内容をやってみました。吸う呼吸を意識して相手を吸い込む稽古です。彼にとっては初めての稽古であったはずですが、見事にやってくれました。いつもの事ですが私のアシスタントを勤めてくれているKさんの受けをさせて見ました、Kさんの技にT君はついて行かないのです。Kさんの肩を指して『ここが堅いと言ったのです。2020/01/20に書きました、Mちゃんが、当時3年生、春には4年生になる、Kさんに対して『形だけやっていて

心が通っていない』と言ったのを思い出します。

大人はこうした子供たちから大いに学んで欲しいものですね‼

 


2022/10/10

私が口にしたかどうか記憶がないのですが、稽古の一つとして大人の受けを子供たちに取ってもらい、子供たちが受けをとるかどうかを確認します。子供たちが受けを取った場合、その人の体の使い方は正しいと言えます。

 今日、上にも書いたMさんが(もう六年生になります)Kさんに、受けを取りにいきたく無い、先生の場合は自然に受けを取りに行くんだけどと、言ったのです。他の大人たちは啞然としていました。私も凄い事を言っていると驚きました。子供たちは素晴らしい能力を発揮してくれます。

 


2023/04/17

今日は久し振りに体験稽古の参加者がありました。小学校五年生の女の子(Yちゃん)です。とても参考になる出来事を紹介します。

大人4人がそれぞれ、相半身片手取りの呼吸投げの受けをYちゃんに取って貰いました。さてどんな事が起きたか想像出来ますか?

大人のKさん、そしてHさんの受けの時でした、私は予期していましたが、案の定彼女は最後まで受けを取りませんでした。何が起きたか分かりますか?上に登場するMさんが言っている事と重なります。とても感性が良いと思いませんか、大人二人の導きは多分調和に欠けるものが有ったのでしょう。ところが私と、ここの所成長が目覚ましいSさん(やがて二年になります、そして参加率は九割を優に超えています)に対する受けは見事な弓なりとなります。この差をよく理解して稽古に励んで頂きたいものです。

子供たちは生来の均一な体は言うまでもなく、合気道を素晴らしい感性で受け止めています。相手を投げようとする邪心など露も持っていません。子供たちの中に合気道の稽古の在り方を見つけたいものです。


2023/4/24

今日は、先週体験稽古をしてくれたYちゃんが2回目の参加です。

先ずは、昨年暮れの稽古で試した2lペットボトル(満水)を使ったものをやってみました。

ペットボトルの先のほうを持ってYちゃんに取りに来てもらい、手がかかるや否や持っている腕、肩の力を抜きYちゃんにボトルを預けます。

予想は五分五分でしたが、見事に期待した結果を見せてくれました。

しっかりとボトルを掴み体が崩れたのです。そのあと体の大きな大人の男性の腕の重さを体感して貰いました、ボトルの時と同じように体が崩れました。腕の力によるものでなく、重さを相手に加えることで体に影響を及ぼす事を学んでもらいました。

 更に、少し複雑な、(私自身も東京平和台で初めて稽古に参加させていただいたときさっぱり出来なかった)後ろ両手取りの型を、一緒に稽古する事にしました。最初確かに私同様戸惑っていましたが、見事に自分なりの型を作ってしまいました。やはり子供は素晴らしい。この例から分かる通り、均一な体であれば動けば形が出来ると言う事です。

大人は子供から一杯学べますね‼